アゼルバイジャンワインを語るうえで欠かせない白ワイン用品種、それがバヤンシラです。
日本ではまだほとんど知られていない名前ですが、アゼルバイジャンでは古くから親しまれてきた代表的な土着品種のひとつです。
現地でもとても人気がある葡萄品種で、現在も多くのワイナリーで栽培されています。
【バヤンシラの魅力】
バヤンシラから造られるワインは、爽やかな果実味と心地よい酸味が特徴です。
グラスからはアプリコットや白桃、青リンゴを思わせるアロマ、味わいは口に含むとみずみずしく柑橘類を思わせる香りが広がり、派手さはありませんが、料理に自然と寄り添うバランスの良さが魅力です。
ワインだけを主張するのではなく、食事を引き立ててくれる存在。
そんな白ワインです。
私たちはバヤンシラを飲むたびに、料理にレモンをひと絞りする感覚を思い出します。
レモンを加えることで料理の輪郭がはっきりし、素材の美味しさが引き立つように、バヤンシラも食卓に爽やかなアクセントを加えてくれます。
魚料理や鶏肉料理はもちろん、和食との相性も抜群です。
刺身、焼き魚、天ぷら、塩焼きの焼鳥など、日本人に馴染みのある料理にも自然に寄り添います。
アゼルバイジャンワインはまだ珍しい存在ですが、バヤンシラの味わいにはどこか親しみやすさがあります。
繊細な料理とも合わせやすい。
だからこそ、日本の食文化との相性の良さを感じます。
ワイン好きの方はもちろん、日本酒やナチュラルワインがお好きな方にも楽しんでいただける品種です。
世界には数多くの白ワインがあります。
その中で、まだ日本ではほとんど知られていないバヤンシラには、新しい発見があります。
華やかすぎないけれど印象に残る。
優しいのに物足りなくない。
そんな不思議な魅力を持つ白ワインです。
アゼルバイジャンの大地が育んだ土着品種「バヤンシラ」。
ぜひ一度、その爽やかで心地よい味わいをお楽しみください。